■バセドウ病に伴う眼球突出症


■はじめに

私は、2004年8月にバセドウ病と診断されアイトソープ治療を受けました。
現在は、甲状腺機能低下症とバセドウ病に伴う眼球突出症の治療中です。
今回ホームページ制作にあたって、少しでも同じ病気をお持ちの方やご家族のお役に立てればとこのページをアップいたしました。
私の治療経験や治療過程又医師の指示や文献で調べたことなどをまとめましたが、専門家ではありませんので記述や表現に間違いがあるかとは思います。どうか、その点はご容赦下さいませ。

■バセドウ病伴う目の病気は



■バセドウ病に伴う眼球突出症の原因は



■バセドウ病に伴う眼球突出症の症状は



■バセドウ病に伴う眼球突出症の検査とは



■バセドウ病に伴う眼球突出症の治療方法は



■治療によってのデメリットは



■バセドウ病に伴う眼球突出症で気をつける事




■バセドウ病に伴う眼球突出症について医師からの受けたアドバイスは



■バセドウ病伴う目の病気は
 

バセドウ病による目の病気は大きく分けて、バセドウ病そのものが原因で目に現れる症状と、
いったん生じた目の異常が原因となり続発的に現れる症状があります。
バセドウ病の疾病患者の3割が甲状腺にともなう眼症を発病します。



■バセドウ病に伴う眼球突出症の原因は


眼球突出症はさまざまな病気によって引き起こされます。

・甲状腺の病気、は眼窩内の組織が腫れてリンパ球などの細胞がたまり、それに押されて眼球が前に出ます。

・眼球後部の出血や眼窩内の炎症では、眼球突出症が急速に起こることがあります。

・良性または悪性の腫瘍が眼球の後ろにできた場合も、眼球は前に押し出されます。
まれに、炎症性の線維組織がたまって非癌性のかたまりが出来て、これが眼球突出症の原因となることがあります。



■バセドウ病に伴う眼球突出症の症状は


・眼球突出

・まぶたやまつげの異常 

脂肪や涙腺の炎症のためにまぶたが腫れたり、逆さまつげのようになったりします。

・結膜の充血・むくみ 眼窩内圧が高くなったりします。

・眼瞼後退の影響で、結膜に充血やむくみが起きます。

・ドライアイ 

眼瞼後退でまぶたが完全には閉じなくなるために、角膜や結膜が乾燥して傷がつきやすくなることがあり、痛みを感じる事もあります。

・複視
外眼筋の眼球運動が悪くなり、視線が一点に合わず物が二つに見える「複視」になります。

中年以降の人の方が、眼窩の組織が固いため、眼球突出よりもこの複視が起きやすいようです。

・視神経の障害 

眼窩内圧が上昇すると、眼球後方から脳へと伸びている視神経や眼球へ血液を送っている血管も圧迫されます。

その結果、視力が低下したり、視野が欠けたり暗くなったりすることがあります。

視神経は完全に障害されてしまうと回復しないので、そうなる前に治療しなければいけません。
初期の段階では眼性疲労と思われがちですので、特に注意が必要です。




■バセドウ病に伴う眼球突出症の検査は


【 眼球突出度検査】

眼窩の骨の位置から角膜の頂点までの距離を調べます。

【眼球運動検査】 

複視の病状を把握するための検査です。

【角膜や結膜検査 】

ドライアイの検査です。

【涙腺機能検査】
 
涙の分泌量を調べるドライアイの検査です。

【視力・視野・眼圧 眼科の基本的な検査】

※眼圧は本来、眼球内の圧力を示す値ですが、
眼窩内圧が高いとそれにつられて眼圧が高く測定されてしまい、バセドウ病を緑内障と間違えることもあります。
しかし、専門の測定方法によって眼圧が、正確に測れます。

【画像検査】
 
眼窩の状態を MRI やCT で調べる方法です。

因みに私の場合は、

まだ、病状は進行していませんので投薬は受けていませんが2ヶ月に一度程度定期検診を
半年に一度はMRIの検査を受けています。


■バセドウ病に伴う眼球突出症の治療方法は

治療は症状や原因により異なります。

動静脈奇形が原因の場合

一部の血管を閉じる手術が必要になることもあります。

眼球突出症そのものに対する治療

【症状が軽度の場合は】

眼を保護するための日よけや点眼薬

【症状がより重い場合は】

ステロイド薬の投与

放射線療法

(リニアック)

外科手術等


■治療に伴うデメリットは

放射線療法

副作用の心配はそれほどないようです。

(ただし、こめかみ周辺の髪の毛は抜けやすくなるそうですが、しばらくすると元に収まるとの事です。)

※糖尿病による網膜の病気がある方は放射線治療を受ける事が出来ません。

ステロイドの副作用

糖尿病
ステロイドによって血糖値が高くなる場合があります。

胃十二指腸潰瘍  
未治療の潰瘍がある場合はステロイドは使えません。

感染症  
ステロイドによって感染に対する抵抗力が落る場合があります。

精神症状  
ステロイド治療中は不眠やイライラして気分が落ちつかない場合や、細かいことに強い不安を感じる様になる場合があります。

眼圧上昇   
治療中に眼圧が高くなる場合があります。

骨粗鬆症
ステロイドは骨粗鬆症を促進させる場合があります。


■バセドウ病に伴う眼球突出症で気をつける事


タバコを吸う人は吸わない人よりもバセドウ病になりやすいうえに、目の病気ではさらに病状の進行が大きく出ることがデーター上で扱われています。

この病気だと診断され、喫煙されている方はぜひ禁煙される事をお勧めします。
さらに、タバコの煙にさらされやすい環境で生活をされているの方対処方法を考える事も必要だと思います。

■バセドウ病に伴う眼球突出症について医師からの受けたアドバイスは


眼球突出症は、薬で甲状腺ホルモンをコントロールしても元には戻りません。
又、アイトソープ治療を行うと副作用で眼球の筋肉が弱り一部の方には眼球突出症の病状が出やすいとの事ですが、眼球突出症は、きちんと治療すれば大部分の方が、それほど目立たないレベルに治ります。
焦らず神経質になりすぎず、かといって病気のことを忘れずに治療を受け、病気と付き合う事が重要だそうです。