■甲状腺機能低下症


■はじめに

私は、2004年8月にバセドウ病と診断され 同月アイソトープの治療を受けました。

アイソトープ治療を受けて1年ごろから甲状腺機能の数値が通常範囲数値より下がり始め、医師より甲状腺機能低下症だと診断を受けました。

今現在も甲状腺機能低下症の治療を受けています。私の治療経過や体の症状・医師から受けた説明・文献で調べたことなどをまとめてみました。

何分、専門家ではありませんので不適切な記述や誤りもあるかと思います。
又、甲状腺機能低下症の症状についても個々に病状態は違いますので 全ての甲状腺機能低下症の方に当てはまるといった事ではありませんが
どうか、その点は何卒御容赦下さいませ


■甲状腺機能低下症について


■甲状腺機能低下症の原因について


■甲状腺機能低下症の症状について


■甲状腺機能低下症の治療方法はについて


■甲状腺機能低下症の治療におけるメリット・デメリット


■甲状腺ホルモン剤服用注意事項


■甲状腺ホルモン剤服用に当たっての食事面で心がけること



■甲状腺機能低下症とは



甲状腺機能低下症は、甲状腺を攻撃する抗甲状腺抗体というものができて起こる自己免疫疾患、甲状腺ホルモンが足りない病気です。



■甲状腺機能低下症の原因は



生まれつき甲状腺の働きの悪い人もいますがその他には、

橋本病・慢性甲状腺炎のため・バセドウ病術後・アイソトープ治療後 (私の場合はこれにあたるようです)・海草の摂取しすぎで起こる抗甲状腺剤(メルカゾールなど)の効きすぎ・抗甲状腺剤の効きすぎ・妊娠後のホルモン分泌異常などが上げられます。


■甲状腺機能低下症の症状には



・食欲がないのに普通の食事摂取でも体重が増える

・脈がゆっくりになる

・便秘症になる

・寒がりになる

・肌がガサガサになる

・髪は抜けやすい

・動きが鈍くなる

・甲状腺が腫れる(若い人のほうが大きくなりやすい)

・物事に対する意欲・気力がなくなる

・忘れっぽくなる

・行動的でなくなったり どこでもすぐ居眠りをするようになる

・話をするときに口がもつれる

・どもったりする

 【因みに私の場合は】 

・どこでも眠くなる

・体が疲れやすい

・皮膚がカサカサになる

・髪が異常なほど抜ける

・急激に体重の増加

・冷え性になる


■甲状腺機能低下症の検査は



甲状腺機能低下症を調べるには血液検査が必要になります。

血液中の甲状腺刺激ホルモン(TSH)

血中甲状腺ホルモン

抗甲状腺抗体(抗TPO抗体、抗Tg抗体)の数値を調べて判断します。          

 

■甲状腺機能低下症の治療方法は



ホルモンを補う方法
・人工合成した錠剤のチラーヂンS(L−サイロキシン)
・豚や牛の甲状腺を摘出して粉末にした乾燥甲状腺末
の2種類があります。

私の場合甲状腺ホルモン剤(チラーヂンS)を服用しています。
(これが、一番利用の多い薬のようです。)

それぞれの病状や体質により処方される投薬の量も違います。
甲状腺機能の数値や体調などを合わせて医師との綿密に相談して処方箋を出して貰う事が重要です。




チラーヂンS/25・50
■甲状腺機能低下症の治療におけるメリット・デメリット



【メリット】

個人差や治療の効き具合や時期は異なりますが

症状が緩和されます。

【デメリット】

殆どの場合一生、毎日薬を飲み続けなければなりません。

尚、閉経後は薬の服用で骨が弱りやすくなるので
薬の量を操作しなければなりません。


■甲状腺ホルモン剤服用注意事項は



最初は少量ずつ投与し、徐々に増量します。

その人の体に合った維持量を検査しながら決めます。

体の調子が良くなったからといって薬を中止してはいけません。

体に足りない分を外から補充しているので、毎日決められた量を服用し、甲状腺ホルモン剤が適量かどうかを時々検査する必要があります。

薬の効果が出て、甲状腺ホルモンが正常値内に入り症状がとれるのには個人差があり、病気の程度などにより1ヶ月〜4ヶ月はかかるようです。

薬の効果が出て、甲状腺ホルモンが正常値に入り症状がなくなったら、運動や仕事など何でも普通の人と同じようにしてかまいませんが、薬の服用は、医師の指示通りに行なわなくてはなりません。

適量の薬を服用している限り、薬の副作用は特にはないようです。

妊娠中や授乳中でも安心して飲めます。

この薬と一緒に飲んではいけない薬はありませんので、他の病気で治療を受けている時も服用を続けて大丈夫です。

甲状腺に痛みや動悸や発熱などがまれに出る場合があり、一時的に甲状腺ホルモンが過剰になる事があります。
いつもと違う症状が出たら、必ず医師に相談することが必要です。



■甲状腺ホルモン剤服用に当たっての食事面で心がけることは



食事は栄養のバランスに心掛け,規則正しく摂ります。

血液中のコレステロ−ルが上昇し,高脂血症の傾向になる場合もあるので、コレステロ−ルの多い食品を控えめに
例(卵,レバ−,いか,たらこ,すじこ,うに,えび等)

便秘のときは十分な水分と繊維の多い野菜などを摂取します。
例(果物,野菜,豆類,いも類,等)

ヨードを多く含む昆布は、甲状腺機能低下を助長するので普通以上に食べないようにします。
(昆布以外の海藻はヨードはあまり含まれていない物も多いので、余り神経質にならないことも必要です。)



■最後に



甲状腺機能低下症にも色々な病状があり
私の病状は御紹介した、ほんの一部に過ぎません。

また、すべての甲状腺機能低下症の方に当たるものでもありませんが
この病気は、医師より一生付き合っていく病気だとの説明を受けています。

今のところ病気の症状は、バセドウ病の闘病の頃と比べ様がないほど体が、楽な気がします。

ですので、気長に根気強く、そして前向きに病気と付き合っていこうと思っております。

まだまだこれから先は長く、医療も変わり続けるでしょう。

その時々の体調の変化に合わせてこのページも更新していくつもりです。